世界は広く寛容だった

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さて、前回私のデタラメ看護教員っぷりを暴露してしまったわけですけども。
そもそも在宅看護ってなんぞや? という話をしたいと思います。(そこから?)

 

皆さんが一番なじみのある看護っていうのは、病院やクリニックで出会うナースが行っている『施設看護』ですね。では『在宅看護』は当然、在宅で行われる看護であるわけです。
この在宅という概念…皆さんの頭の中では、三世代が住む大家族で長男の嫁が舅や姑のお世話をしているところにナースが「こんにちわ~」と登場する場面が展開されているかもしれません。
でも実際は、生活の場すべてが在宅であると考えます。
自宅が一戸建てであろうがマンションの最上階であろうが、たとえ特養や老健に入所していたとしてもです。
そして在宅看護を受ける人は高齢者だけでなく、生まれてから亡くなるまでのすべての年代の人達とその家族が対象となります。

 

つまり、在宅看護ってあほみたいに世界が広いんですね。
今までどれほど狭い世界で物事を考えていたかを思い知りました。

 

訪問看護ステーションでの最終日、思い切って所長さんにたずねてみたことがあります。ずっと私の心に引っかかっていたこと。
「私、リコンしていて。つまり婚家と夫の親の面倒をみるという選択肢を捨てた人間に在宅看護を教える資格があるのでしょうか」と。

 

そしたら所長さんはこう答えました。
「じゃあ、世間体を気にして苦しんでいる人たちの気持ちも、義理の親のお世話をしている人たちの大変さもわかるからいいじゃない。嫁が面倒を見るのが当たり前と思う人は今でも多いよ。」

 

固定観念から解放された瞬間でした。
いろんな価値観があって、いろんな家族の歴史がある。
何を正解とするかは、その人、その家族が選択していくことなんですね。
いや~在宅って奥が深いですね。
それではまた。

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投稿者:

ヨーコ・ミヤタケ

植物は人のこころを癒すと信じて活動中。 植物に触れている時間が最高の幸せ。 絵は描くのも眺めるのも好き。 楽譜読めない、楽器も演奏できないけど音楽が好き。 植物と絵と音楽と美しいものに囲まれて生きていく!