地図にない場所

引っ越しに前向きな気持ちが出てきた今日この頃。
自分の本棚にあるマンガの種類が、昔とは違ってきているなあと。
まず、とにかく量が減りました。
手元に残しておきたいと思える作品だけが残っているという感じがします。

その中でも吉田秋生の『海街diary』は息子たちにもすすめられるなあと思う。
物語が続きながら、一話ずつ完結していくのだけれど、『地図にない場所』っていういじめが題材になっている話がとても良くて。
そこにはいじめられっ子もいじめっ子も出てこない。
実際にいじめについて語られるのもほんの数ページです。

立ちあがってたたみなさい君の悲嘆の地図を

そこに登場する女性の、このたった一言に不登校やいじめられた過去を乗り越えた大人たちからのささやかなエールを感じました。

いじめというのは、大人の世界でも子供の世界でも人の尊厳を奪う卑劣な手段です。
そこに正当化されるべきものは何一つ存在しない。
変わっているから、気持ち悪いから、むかつくから、いじめられる側にも問題はあるから?
問題のない人間なんていないんだよ! ばーか!!!
と言えない皆様にお伝えします。

本当にこの世にはいろんな人がいる。
良心のかけらもない人間というのも残念だけどいるのです。
立ち向かっても無視しても逃げてもいい。どんな手段を使ってでもサバイブしてください。
この闇の向こうに光はあります。

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