包み込むように

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早朝、私の庭に珍しい訪問者がありました。
実は虫が大の苦手なのですが、今日は怖いと思わなかった。
その透き通る羽と佇まいがむしろ神々しかったです。

日本ではトンボは勇気・強さ・幸福の象徴だそうですよ。

「強さ」か・・・奥の深い言葉です。
どんなに強く見える人の中にも弱さは必ず存在していて。その弱さを認めることでさらに強くなることもある。強さしか見せない人の中にこそ弱さがあると思っています。だからと言って、「さあ! 弱音を吐け! 私に話してみなさい!」と言いたいわけではなくて、その見せられない弱さごと包み込める人間でありたいと常々考えています。

仕事柄、人の身体に触れる機会が多いのですが(肌に直接)触れるともうね、いろんなことがわかります。まず拒絶と受容。それから感情。逆にこちらからの感情なども伝わりやすいので気を付けなきゃ。
看護の看という字は手をかざして見る、という動作から作られたとよく聞きます。
触覚を駆使して癒すアプローチが有効なのは、性別や年齢に全く関係ない、非言語的な、それでもって雄弁な方法だからだと思う。

さあちょっと触らせなさい。(やだ変態ぽい)