移り気でごめんあそばせ

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紫陽花のグリーンが鮮やかです。
英名はHydrangea(ハイドランジア)で、その名の通り水を大変好みます。
梅雨時の庭を美しく咲く大好きな花の一つ。

紫陽花は土のpHによって花の色が変わります。
そういう性質が『心変わり』をあらわしているとして、日本では古来より不実な恋の象徴にもなっています。花言葉も『移り気』『あなたは美しいが冷淡だ』ですものね。

でもね、一方で『辛抱強い愛情』って花言葉もあるんです。
鎖国時代に来日したドイツ人医師シーボルトは日本が大好きで、それはもう偏愛と言っても過言ではない程だったといいます。1828年にシーボルト事件が起こって国外追放・再渡航禁止となった時、紫陽花の花を祖国に持ち帰り、オタクサという名前をつけてるのですが、これって日本人妻の名前(楠本 滝=お滝さん)なんですって。
紫陽花を二度と会えない妻の名前で呼び、日本を偲んでいたんでしょうね。

まあそのお滝さん、1年後には再婚しちゃってるんですけど——! 切り替えはやっ!!
なんだかすいません・・・(日本女性として謝っておこう)
う~んまさに心変わりを象徴する花であります。

※オタクサについては諸説ありますから、そのうちの一つくらいに思ってくださいませ

 

投稿者:

ヨーコ・ミヤタケ

植物は人のこころを癒すと信じて活動中。 植物に触れている時間が最高の幸せ。 絵は描くのも眺めるのも好き。 楽譜読めない、楽器も演奏できないけど音楽が好き。 植物と絵と音楽と美しいものに囲まれて生きていく!