花あしらいの作法

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我が家のベランダに白花のモッコウバラが咲きました。

黄花のモッコウバラはよくみかけるけど、私は白い方が好きです。珍しく棘のないバラだし、病害虫もほとんどつかないので使いやすい。しかもとってもいい匂いがします。

ずいぶん昔、職場で毎日のように花を活けてくれる方がいて。その方は50代独身の女性。その活け方にセンスが感じられて素敵でね、いつも楽しみにしてました。当時何か習い事をしてみようと思っていて、「華道とかお稽古事されてらしたんですか?」とたずねてみたわけです。

するとその方は「お華を習ったことはないし、こういうことに作法とか関係ないわ。好きなように活ければいいのよ。私はお花が好きなだけだから。」と柔らかく笑いながらおっしゃいました。

花を活けるってことに勝手に敷居の高さを感じていた私だけども、それからは気軽に庭の花を飾るようになりました。もちろん華道は素晴らしい伝統的文化だし、確立された様式美があります。だけどまず何事も楽しむ気持ちがないと続かないし、本物にもならないんだなあってそんなことを思いました。

今考えてみると、その人が私の華道の先生だったんですね。