ツンデレ卒業

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インドゴムの木です。デコラ・トリカラーという白い斑が美しい、少し生育の遅いタイプ。

この子ももう出会って6年目でしょうか・・・ずぼらな私のもとでも枯れることなく耐え抜いてくれました。

明るい室内で、土が乾いたら水をたっぷり与える、受け皿に水を溜めないっていうポイントを守ればきれいな葉っぱを次々出してくれます。あ、葉っぱに埃がたまりやすいので時々拭いてあげてください。私の場合もっぱらハンディモップですが。

5年間に及ぶ私のツンデレ管理のせいで、下の葉が変色してしまっているので、思い切って挿し木に挑戦しようと考えています。挿し木に適した季節は4月~10月。葉っぱを2枚から3枚ほど残して枝を斜めにカット。この時、白い樹液が出てくるので皮膚に付かないように雑巾で拭きとってください。水苔か挿し芽用の土に挿して、水を切らさないように明るい日陰で管理すると、しばらくして発根してくるそう。それでも成功するのは20~30%くらいだとか・・・どうか根付いてくれますように!

ゴムの木っていろんな種類があってホントに奥深い。
オシャレな雰囲気漂うウンベラータもゴムの木の仲間です。幹が曲がったフランスゴムの木とか存在感があっていいですね~。幹の曲げ方も勉強してみようかな・・・とか夢膨らみすぎー。

再びの太古

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アスプレニウム・エメラルドウェーブの新芽が勢いづいてきてます。
アスプレニウムと言えば、アビスが有名ですがこのエメラルドウェーブは葉っぱがクネクネと曲がっていてちょっと個性的なルックス。

このエメラルドウェーブもシダの仲間なので水が大好き。春になったら水やりをたっぷりと、葉っぱの中心部に葉水をしてください。そうするとほら、この写真みたいに新芽が出てきます。

などと偉そうなことを書いた割に放置プレイ長すぎて、もう少しで枯らしちゃうところでした(滝汗)今更ながら焦ってお世話を再開したところ、しぶしぶ息を吹き返してくれた模様。放置してたのが冬で良かった。夏にほったらかしなんかしたら、ソッコーでお亡くなりになるところでしたよ・・・反省してこれからは毎日葉水を欠かさないことを誓います。

なんてゆーか、シダ類の新芽ってなんだかデボン紀や石炭紀とかの、太古の森をイメージさせて、好きなんだよね~。引っ越ししたら同じシダ類の仲間たちだけで大鉢仕立ての寄せ植えにしてみようと計画中。

おっと、このままいくと確実に部屋の中がジャンゴー化すること間違いないです。

何度目かの正直

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過ごしやすい季節になってきましたね。
屋内の観葉植物は乾燥と低温の冬を耐え抜いて、どれも生き返ったようなみずみずしいグリーンで、部屋の中の空気が清浄な気がします。
今日から3~4回連続、観葉植物シリーズで行こうかと思っておるのですが、気ままに生きてきた人間なもので、途中で気が変わったらごめんなさい。

本日の主役はアジアンタムです。

このアジアンタム、結構枯らしやすいんですよね。かくいう私も枯らしてしまったこと、一度や二度ではありません。でもね・・・好きなんです。細くて黒い枝に繊細な葉。触ると柔らかでヒンヤリとしていて超タイプ。あと、シダ類ってなんかいい匂いしませんか? 私だけかな・・・。

とても水が好きな植物なので、水を切らさないように気を付けてはいますが、ちょっと油断して土を乾かすと葉っぱがすぐチリチリに萎れてしまう。湿気も必要なので霧吹きで葉水を与えることも必要ですし、直射日光の当たらない明るい室内で・・・とかなり気難しいタイプですが、今回は枯らすことなくずっとお付き合いしていきたいと思います。(何の話だ)

 

魔法にかけられて

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40を過ぎたら、自分の顔に責任を持ちなさいって聞いたことないですか?
いや~実際、責任まではとれないです。(←おい)

半年に1回くらいの割合で、自分にとって奇跡の1枚が撮れることがあるので、そいつをTwitterとFacebookのプロフィール画像にしています。奇跡が起きてこれなのでね、容姿についてはあまり触れたくないんですが。

20代の頃は「怒ってる?」とよく聞かれました。
最近は「なんで笑ってるんですか?」とよく聞かれる。
顔をいじった訳でもないから、目鼻の造作は変わりようがないはず。でもこの違いは何なのかしら?

30代の半ばを過ぎてから得た、物事に対する余裕というのか、何でも面白がっちゃう質がそうさせているのかもしれない。まあ、時には「ぐあ——! 許さん!! めっちゃ腹立つ!!」ってこともありますけどね。そういう時でもついつい笑いを取る方に走ってしまう。その腹立たしい出来事をいかに面白おかしく伝えるかって方にシフトしちゃう。ええ、ワタクシ転んでもタダでは起きませぬことよ、ホホホ。

それと、ある患者さんからかけられた『魔法の言葉』からも影響を受けてると思う。

「あなたの笑顔を見ているとなんだかうれしくなるのよ。前向きに頑張ろうって気持ちになるの。」

この言葉はね・・・今でもホント宝物です。

さあ、次は私があなたに魔法をかける番かもしれません。

 

伝える伝わる

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オリーブの新芽が出てきました。

兵庫に来てから育て始めてもう5年目。今年の夏にはゆかりの地、香川に一緒にお引越しです。

生まれ育った場所に戻ることは、またあの閉塞感と戦うことなのかと思って逡巡していたけど、もう決めました。

私には伝えたい思いがある。伝えられる言葉もある。どこにいても大切な人はずっと大切だし、離れていても応援する気持ちに違いはありませんから。

看護学生だった頃、地元の大学から来てくださった国語の先生から(簡単な表現にしていますが、日本文学の教授です)一般教養の講義を受けてました。先生の講義では、ほとんどが作文の時間。毎回時間とテーマを決めて、400字詰め原稿用紙2枚以内で自由に書いてくださいと。

これが楽しくて楽しくて。そして次の講義までに私たちが書いたすべての文章に目を通し、感想や評価も書きこんで返してくれました。赤ペン先生からの(繰り返しますが日本文学の教授です)「おもしろい!」「この辺りをもっと詳しく表現して」っていう指導が待ち遠しくて、私の中では2人だけの交換日記くらいの勢いになってましたね。

この時に初めて『自分が表現したものに返ってくる反応の魅力』に取りつかれたのかもしれない。

奇しくもそのお方のお名前・・・丹羽(にわ)とおっしゃるウソのような本当の話。

丹羽先生ありがとう♡(教授ですってば!)

私が私にくれたもの

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タイトルを見ただけで、私の年代がわかる人にはわかっちゃうという・・・あな恐ろしや!

自分に対する誕生日プレゼントとして、ガーデニンググローブを購入。千円でおつりが来るというお手頃価格。千円未満で満足できるなんて、我ながら安上がりな女だよまったく。あ、もちろん貴金属も大好き♡ですけど。

コレね、すっごく優れものです。今までは軍手とか、病院でよく見かける使い捨てのプラスチックグローブを使っていたんだけど・・・あっと病院からパクったりなんか、ししししたことないですよ! (どもったけど本当です)

軍手は水分を含んだ土を触ってるとだんだん指の周りに土がついてきたり爪の中に土が入ったりするし。プラスチックグローブは汗で気持ち悪いわ、耐久性が今一つで、破れてこれまた爪の中に土が入っちゃうんだな。そんでもって両方とも「棘痛った———!!!」ってなる。だけどコレなら軍手みたいにゴワゴワしないし、通気性もいいし、爪にも土が入らないし、少々の棘も大丈夫っぽい。しかも見た目もなかなかにオシャレ。

あらかじめ石鹸を爪でひっかいておくと土も入らず手を洗えばきれいになって一石二鳥! という方法もあることはあるんだけど。爪の中に何かが挟まってる・・・という状況が不快でたまらん私には向いてないです。(涙)

ものごとは形から入ることも大切。その道具の形にはそれなりの理由があるんだなあ。よしよし、今回はいい買い物だったぞ、ウミコさん。さっ次はエプロンでも探しに行こうか。

緑に浸かる

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雨上がりのアスチルベ。つぼみがついてるけど、実は何色が咲くか知らないんです。品種名も花の色すら書いてなかったけど、苗がとてもいきいきして力強かったので購入してここまで育てました。アスチルベのように木陰や水辺の半日陰でしっとりと咲く花は人を癒します。水と植物は心の栄養。

ガーデニングって有閑なマダムや老後の趣味みたいに感じてませんか?

子育てに忙しい人や、時間に追われるように働く人。その他いろんな理由で植物なんかに構っているヒマなんてない! そんな人達にこそ植物が必要と考えています。

某有名賃貸に居住中の私。一応建物の周りには植栽スペースがあるんですけど、緑があればいいんでしょ? 的な管理になってて残念。大手だからコストダウンのためには仕方ないのかもしれないけど、ここを緑で充実させることができたら、適当に条件だけで選ぶのじゃなくて、絶対にそこに住みたいって思う人がもっと増えると思うなあ。

植物の生命力を感じるのは昼間じゃなくて夕方から翌早朝の時間です。疲れた心と身体に、植物の持っているひんやりとしたパワーがしみ込んでくるのを想像しただけで元気になれそう。

賃貸にこそ緑を! 忙しいあなたに心の栄養を!

Così fan tutte

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女の人ってどうして謝らないの? って男友達に真剣に聞かれたことがあります。

そんなことないでしょ~と言いつつも、自分を振り返ってみたら、なるほど確かに謝らない。もしくは謝るまでに相当時間がかかったりするし、謝り方も妙に素直になれなくて逆に怒らせたりすることもある。なんでだろう。

よくよく考えてみたんだけど、実はそこには理由なんてない。だってなんとなく謝りたくないんだもん。明確な理由を求められてもウミコ困っちゃう。かと思えば、なんとなくあっさり非を認めたりして。この「なんとなく」っていうのは女性には身近な感覚らしい。

女性は子宮でモノを考える・・・なんて、聞く人によっては言語道断の差別用語なのかもしれないけど。あながち間違ってもいないんじゃないかなってほど、ロジカルに考えるのが苦手な女性は多い。そんでもって本能で感覚的に生きているのだ。これって結構すごいことだと思う。人生で重大な問題でも最後は結局自分の中の「なんとなく」の感覚を信じて決断するんだもの。それほど「なんとなく」は女性にとって信頼に値する感覚ってこと。男性にとっては雲を掴むような感じで納得いかないでしょうけどね。

どうして? なんて聞かないでほしい。その質問に対する答えはたった一つ。

Così fan tutte!(コジ ファン トゥッテ)— それが女ってもんだろう! —

 

あめつちの理

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花冷えもひと段落したようです。

我が家のベランダから見える田畑が一枚耕されて本来の色になっていました。雨のあとの土の匂いが漂う朝は仕事行きたくない病をほんの少し緩和してくれます。ほんっの少しだけですけどね!

さてさて、天地と書いてあめつちと読みます。天と地、全世界を指す美しい和語ですよね~。

日本語のように母音と子音の比率が1対1の言語は美しく聞こえるのだとか。でも日本語の会話は英語圏の人々からすると、カチカチとメトロノームみたいな響きに聞こえるみたいです。それも早めの。

そういえば最近、ゆっくりと話すことがないなあ。関西弁だし、急性期の忙しい病院勤務てこともあって、特に職場ではものすごい速さで喋っている気がする。元々のんびり話すタイプなのに習慣って恐ろしい。患者さんたちのためにも、もっとゆっくりと穏やかに話すように心掛けないと。

ゆっくり話すことで思慮深くなる。言葉を選ぶようになる。相手の顔を見るようになる。相手が話したい空気を察するようになる。相手の話をゆっくり聴けるようになる。お互いに分かり合える。笑顔になる。あれ? いいことばっかだなあ、おい。(風が吹いたら桶屋が儲かる方式)

 

血は水よりも

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故郷に戻ってたくさんの植物に囲まれた実家の前に立った時、血って恐ろしいなと思いました。

そうだ、私の母は「みどりのゆび」の持ち主だった。

母の手にかかればどんな植物もいきいきと成長していく。まるで相思相愛。しかも彼女は私のように育て方を念入りに調べたりしないにもかかわらず。くっ・・・なんちゅう敗北感。

二人の間にはちょっとした確執があって、今でも私は彼女が苦手だ。いや、恐れていると言ったほうがいいかもしれない。話をするときはいつも緊張して指先が冷たくなる。

けれどこの日、二人並んでぽつぽつと庭の話をしている間だけは、かつて母親に守られていた幼い頃の安心感のような、なんとも形容しがたい感覚がよみがえってきて鼻の奥がつんとした。それと同時に「このひと、こんなに小さかったかな・・・」とも。そうか、私は母の育てる植物の美しさに生まれたときから触れていたんだ。こんな風に感じるのは二人とも歳を重ねたからなんでしょう。

切っても切れないつながりを受け入れるには、もう少し時間がかかるかもしれないけれど、その日は近いような気がする。母から受け継いだ植物を愛する心を大切にしていこうと思える自分がいるから。