ナイチンゲール先輩

“ われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わん

わが生涯を清く過ごしわが任務を忠実に尽くさんことを

われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち

悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし

われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし

わが任務にあたりて取り扱える人々の私事のすべて

わが知りえたる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし

われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん”

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これはナイチンゲール誓詞といって、戴帽式(現在では宣誓式)で暗唱される誓いの言葉です。でも実際はナイチンゲールの言葉ではないのよね。

ナイチンゲールが看護の道を目指した当時、ナースは病人の世話をする単なる召使と見られていて、専門知識の必要がない職業と位置づけられていたんです。彼女はクリミア戦争でイギリス軍に従軍し、負傷兵たちへの献身や統計に基づく医療衛生革命を行い、帰国後は看護教育にも貢献しました。

必要であれば相手が誰であっても直言を厭わない姿勢と、その働きぶりから、「ランプの貴婦人」「クリミアの天使」と呼ばれ、ナースが白衣の天使と呼ばれるのは彼女の偉業に由来しています。でもナイチンゲールはそういったイメージで見られることを喜ばず、こう言っています。

「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」

いや~すごいわ。(尊敬のまなざし)

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