Mareのこころ

Mare(マーレ)とはラテン語で海をあらわす言葉

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秘かな目標を胸に小さな庭ブログ始動。
徒然なる庭仕事と心に移りゆく由なし事を淡々と綴ってゆきます。
もう20年近くナースとして働いてきました。
体を病むということは、心を病むことに直結し、またその反対もしかり。
職業柄、本当に多くの病める人々に出会い、数えきれないほどの死とも向き合ってきました。
その人たちから人生について、生きる意味について教わることのなんと多かったことか。
目には見えない、だけど確実に存在する精神の世界。
その奥深さに触れることへの畏怖と敬意はいつまでも私の胸の中に息づいています。
これまで社会人としての時間の大半を、病院という組織に所属することに費やしてきて思うこと。
この国の医療現場、特に急性期の病院では信仰や死生観など精神世界に関する成熟が遅々として進まないという現状があって。
身体を癒すことばかりが優先され、病や死を忌むべきものととらえ、未だ死を医療の敗北と考える人もたくさんいます。
でもね、人は必ずいつか死ぬ。
本来、看護の世界では、病むことや死と向き合うことは学びの機会であるという考えが根底に流れています。
けれども今は心がないがしろにされている、そう感じます。
看護の道に入り、年を経るにつれ、何かが違う…と疑問に感じることが多くなって。
私は人の心に触れる仕事がしたい、これからは自分なりのやり方で人を癒したい、そう考えるようになりました。
ナースってそれはもう明確に人を癒す側に位置する職業。だけどナースである前に人間です。
基本楽天的な私でも、心が風邪をひくことがありました。
そんな時、疲れた心を癒してくれたのは、木々の間からこぼれる光や季節毎に咲く花であったり、土の感触や風の匂いであったりと、無心で土や植物に触れる庭仕事は私にとって最高の癒しでした。
そして何よりもありがたかったのが、心の声に耳を傾けてくれる、あるいは特別なことをせず寄り添ってくれる他者の存在。
あいつと話すとくだらなくてつい笑っちゃう。
あそこに行くとなんかわからんけど落ち着く。
そんな場所を作りたくて始めたブログです。
正直、私に何ができるのかわからないけども、言葉と言葉ではないもので伝えたいことが沢山あります。
いつかこの緑のゆびで人を癒すことを生業とするために。
下準備や勉強など、ここが文字通りのスタートライン。
至らないところも多々あるかと思いますが、暖かく見守っていただければ嬉しいです。
のんびり、ゆったり、自分なりのペースで続けてまいります。
どうぞみなさん、私の心の庭でくつろいでいってください。
そんな管理人の習性は…
雨が降ったら本を読み
晴れた朝には庭で遊び
雪の夜にはお酒を飲んで
風が吹いたらとりあえず吹かれてみる
末永くよろしくお願いいたします。
2015年 1月 宮武 洋子

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